橋の下ディスコもどき
多摩川ディスコ
堤防が出来ると従来は180度開けていた視界が遮られます。2.7mの高さがあれば、これは隣に刑務所の塀が出来たことと同じでその向こう側は何が起こっているかわかりません。東京都側、すなわち多摩川の左岸の玉川一丁目は現在は開けた河川敷ですから、不審者、迷惑者などがいると直ぐに判ることからそのような者達の出現も少ないのが良好な住環境を維持できている要点になっています。しかし右岸の川崎市二子新地側を見ると道路、堤防を越えた河川敷には駐車場、野球場、グランド等があり、またバべキュー等も許容されていますが、そのごみを見ると、田園都市線陸橋下の河川敷は悲惨な光景が広がります。夏場は朝から深夜までディスクジョッキーをする輩、スピーカ・電源を持ち込み嬌声を上げる人達、対岸の東京都へはストレートに騒音がまきちらされます。ホームレスの青テントもずいぶん川崎側は増えました。東京都側の玉川一丁目付近は幸いに住民の目がありそのようなことは起こっていませんが、暫定堤防・2.7mが出来ると川崎側の姿が起こる可能性が極めて高いといえます。それは二子玉川という商業地区を駅周辺に持つからです。これに対して国交省は過去3年、川崎側の現状に対し、神奈川県、川崎市、高津区、警察署、住民を交えて協議会を作り、そのようなことの起こらないように持っていく。東京都側も同様考えるから任せなさいといったニュアンスで世田谷区にその旗振りを振りました。この動画は昨年の夏の川崎側二子新地の田園都市線下流そばの国交省管理用地における無法ぶりです。この事実に対し、京浜河川事務所は問いを発すると下を向いているだけで回答が神奈川県に関してまったく出来ない状態が3年以上続いています。これで東京側を信じろといわれて信じる人がいるのでしょうか。1年前の世田谷区の回答は青テント対策について、砧方面にそのような方を収納する施設を作り、入っていただくようにし、ホームレスの解消を目指すという回答のみで、入りたくない人には難しい、また騒音、不審者対応などに関しては,明言が無い状況となっています。
禁止看板も無視では可愛そう。設置することで国は免責となっているのかな